2026年9月13日の公式戦中止に関する経緯
2026年9月13日(日)に開催を予定していたXリーグプレミア第6節「富士フイルム海老名Minerva AFC 対 オービックシーガルズ」戦(以下「本試合」)は、富士フイルム海老名Minerva AFC(以下「富士フイルム海老名」)が本試合に出場しなかったことにより、中止となりました。
本試合を楽しみにされていたファンの皆様、試合開催に向けてご準備いただいた関係者の皆様、パートナー企業の皆様をはじめ、Xリーグを支えていただいている皆様に、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、改めてお詫び申し上げます。
本件について、試合中止に至るまでの経緯を以下のとおりご説明いたします。
■概要
当協会は、2026年9月13日(日)の当該試合の開催について、同月12日(土)から13日(日)にかけて、富士フイルム海老名と何度も話し合いを行い、主催者として「試合は予定通り開催する」旨を何度もお伝えして参りました。同月12日(土)23時30分過ぎに富士フイルム海老名・松井ゼネラルマネージャー(以下「松井GM」)から「チームとしては試合に出場する」との連絡を受け、同月13日(日)の早朝にも試合を実施する旨の連絡を受けました。
しかしながら、同日12時頃からの当協会と富士フイルム海老名との協議において、富士フイルム海老名から、試合に臨む準備をしていないことや(対戦相手のオービックシーガルズとの)イコールコンディションの担保ができないこと等を理由に当日の試合には出場できないとの申し出がありました。当協会は、試合を延期しない方針と、出場しない場合は棄権となることを改めて説明しましたが、富士フイルム海老名の判断は変わらず、本試合の中止を決定しました。
なお、同日、当協会が本試合の延期や中止を正式決定する前の段階で、富士フイルム海老名側から試合を「延期」または「中止」とする案内が行われていました。
■一連の経緯
9月10日(木)18:55
7チーム共同申入書の提出
富士フイルム海老名・松井GMを代表として7チーム(※)から当協会にオービックシーガルズ疑義事案に関する共同申入書が提出されました。申入書には、2026年9月13日(日)14時キックオフのオービックシーガルズとの公式戦が迫っており、当該試合実施に関する最終判断と、選手・スタッフ・パートナー企業等の関係者への説明に必要な時間を確保する必要がある旨が記載されていました。21時12分にはオービックシーガルズにも同申入書が転送されました。
※富士フイルム海老名、東京ガス、SEKISUI、エレコム、IBM、オール三菱、OrientalBio
9月11日(金)12:54
当協会から回答期限の猶予を依頼
当協会・渡部本部長から松井GMへメールを送り、7チーム共同申入書の回答期限(同日17時)について猶予を求めました。
9月11日(金)21:30〜23:00
当協会がオービックシーガルズに関する処分を通知・公表
当協会は、オービックシーガルズに関する処分について、同チームおよび加盟チームへ通知するとともに、公式サイトで公表しました。
9月12日(土)0:06
松井GMから渡部本部長へメール
松井GMから、処分内容は受領したものの公式戦における公平性の担保について確認できていないこと、7チーム内では試合延期を申し入れるべきとの強い意見が出ている旨のメールがありました。
9月12日(土)0時過ぎ
渡部本部長と松井GMが電話で協議
渡部本部長と松井GMが電話で協議しました。松井GMからは、「試合不参加は避けるべき」との認識が示される一方、疑義の対象となっている選手をゲームロスターから外すこと等を求める意向が示され、当協会に対して関係者間の調整を求める申し出がありました。
9月12日(土)10:30
当協会・富永からオービックシーガルズ・脇田事業部部長へ連絡
当協会・富永からオービックシーガルズ・脇田部長へ連絡し、松井GMと直接連絡を取るよう依頼しました。脇田部長は、松井GMが求める「イコールコンディション」の内容について確認し、最終的には当協会の判断に従う旨を回答しました。
9月12日(土)11時頃
協会スタッフへの「試合がなくなった」旨の連絡/機材キャンセルを把握
富士フイルム海老名所属選手から当協会・星田に、「試合がなくなった」旨の連絡があり、試合前日の練習メニューが変更され、翌日は公開練習になったとのチーム内連絡を受けた旨の説明がありました。あわせて、富士フイルム海老名側から試合運営に使用するスポッター機器のキャンセル連絡が業者に入っていることを当協会が把握しました。
9月12日(土)11:28
当協会・土屋から松井GMへ事実確認
当協会・土屋が松井GMに、富士フイルム海老名が翌日の試合に出場しないとの情報があるが事実か確認しました。松井GMは、「富士フイルム海老名としてそのようなことは言っていない」と回答しました。一方、スポッター機器のキャンセルについて確認すると、松井氏から「スタッフが連絡している」との説明がありました。
9月12日(土)12:10
7チームから再度の申入書を受領
7チームを代表し松井GMから、「Xプレミア公式戦(オービックシーガルズ戦)に関する対応について申入書」が当協会に提出されました。回答期限は同日15時とされていました。
9月12日(土)14:27
オービックシーガルズから5選手の出場自粛を連絡
オービックシーガルズから、疑義が払拭できていない5選手について、9月13日の試合への出場を自粛する旨の連絡が、松井GMへ送付されました。
9月12日(土)14:46
当協会から7チームへ回答
当協会から、12時10分に受領した申入書に対する回答を7チーム代表へ送付しました。
9月12日(土)19:20〜19:50
渡部本部長・松井GM・脇田部長の3者でZoom協議
松井GMから当協会・渡部本部長に電話連絡があり、「明日の試合について、協会と両チームの3者で協議をしたい」と申し入れがあったため、渡部本部長、富士フイルム海老名・松井GM、オービックシーガルズ・脇田部長の3者で翌日の試合について協議しました。富士フイルム海老名から「試合延期」または「エキシビションマッチへの変更」の提案があり、オービックシーガルズからは予定どおり公式戦を行う準備をしていること、疑義の対象となっている5選手を当該試合に出場させないことが説明されました。渡部本部長からは、当協会として予定どおり公式戦を実施し、延期は行わない方針を回答するとともに、出場しない場合は棄権となり、不戦敗および規程に基づく手続きの対象となることを説明しました。
9月12日(土)19:50〜20:20
渡部本部長と松井GMが協議を継続
脇田部長の退席後も、渡部本部長と松井GMで協議を継続しました。渡部本部長から試合を実施すべき旨を説明し、松井GMから「試合をやる方向でチームをまとめる」との意思表示がありました。
9月12日(土)23:30過ぎ
松井GMから「チームとして試合に出場する」と連絡
松井GMから渡部本部長へ、「試合をする。チームとして試合に出場する」との連絡がありました。当協会はこの連絡を受け、協会内の当日運営担当者およびオービックシーガルズへ、予定どおり試合を行うことで決着した旨を連絡しました。
9月13日(日)6:31頃
試合当日朝も試合出場の意思を確認
松井GMからオービックシーガルズ・脇田部長へ、本日の試合は予定どおり出場すること、選手が何人集まるか分からない状態ではあるが試合を行う旨の連絡がありました。当協会・渡部本部長、土屋にも同様の連絡がありました。
9月13日(日)8:27頃
ロースター人数について連絡
松井GMから脇田部長および渡部本部長へ、試合に来ない選手が多数おり、ロースターが48名にならない可能性がある旨の連絡がありました。規程上、48名に満たなくても試合実施は可能であり、この時点でも試合実施を前提としたやり取りが続いていました。
9月13日(日)12:00〜12:30
富士フイルム海老名と当協会が会場本部で協議
富士フイルム海老名側の松井GM、朝倉ヘッドコーチ、糸井アシスタントヘッドコーチらと、当協会の渡部本部長、土屋、星田、深川が会場本部で協議しました。富士フイルム海老名からは、「望むイコールコンディションが実現されていない」ことに加え、「試合に臨む準備をしていないため選手の安全性を考慮すると本日は試合ができない」、との申し出がありました。当協会からは、関連する懲罰手続きと当日の公式戦への出場は別に取り扱うべきこと、当協会として試合を延期しないことを説明しました。そのうえで、富士フイルム海老名が試合に出場しない場合は棄権となり、不戦敗および規程に基づく手続きの対象となる旨を改めて伝え、出場を求めましたが、富士フイルム海老名の判断は変わりませんでした。
9月13日(日)12:10頃までに確認
正式決定前に富士フイルム海老名公式サイトで「延期」とする案内を確認
当協会が試合の延期または中止を正式決定する前の段階で、富士フイルム海老名公式サイトに本試合を「延期」とする案内が掲載されました。
9月13日(日)12時台
協議中に会場で中止案内の準備が行われたことを確認
当協会と富士フイルム海老名が試合開催について協議を継続している最中、松井GMおよび市役所担当者から公園管理室に対し、中止案内チラシの作成・掲出および園内アナウンスの実施依頼が行われていました。
9月13日(日)12:30頃
オービックシーガルズも合流し、試合不成立・中止を確認
オービックシーガルズ・小島ヘッドコーチ代行らにも、富士フイルム海老名が出場しないため、本試合は中止となることを説明しました。その後、本試合は、オービックシーガルズの不戦勝(1対0、勝ち点3)としました。
9月13日(日)12:30頃
独自の判断で中止のアナウンスを実施
試合主催者である当協会の指示を待つことなく、富士フイルム海老名および公園管理室から会場において「試合は中止」とする案内掲出およびアナウンスが行われていました。
9月13日(日)21:00
理事報告会を開催
当協会内で理事報告会を開催し、試合中止に至った経緯を共有するとともに、今後の対応について意見交換を行いました。
9月13日(日)23:50
当協会の見解を公式サイトで公表
当協会は、試合中止に関する見解をXリーグ公式サイトで公表しました。
■最後に
富士フイルム海老名の今回の本試合への不参加、および本試合の開催・中止に至る過程で確認された事実関係については、当協会の規程に基づき必要な確認を行い、懲罰委員会を開催の上、懲罰が科されることとなりました。
(※懲罰内容については、当協会からの発表をご参照ください)
https://www.xleague.jp/news/punishment-fujifilm
今後、当協会としても今回の事態を検証し、加盟チームとの連絡・協議のあり方や、公式戦開催に関する意思確認および情報共有のあり方について、必要な改善を進めてまいります。
Xリーグは、すべての加盟チームが共通のルールのもとで競技し、ファンの皆様、パートナー企業、地域の皆様をはじめとするすべての関係者に安心して試合を楽しんでいただけるリーグ運営に努めてまいります。
本試合の中止により、ご迷惑、ご心配をおかけした皆様に、改めてお詫び申し上げます。